金融庁の発表した老後に2000万円いる問題。
金融庁は、
お金が足らないでしょう?みんなもっと投資しましょうよ
と言いたかったのでしょうけど、大炎上しましたね。
【⇓⇓金融庁が考えている個人資産活用の裏側の記事はこちら】
年金制度は破綻しません!金融庁が発表した年金指南書が不自然な件
参議院選挙前だというのに自民党はこれで良かったのでしょうか?
しかし、良くも悪くも人生は100年なんだという意識が今回の騒動ではっきりと印象付けられたと思います。
また、貯金は”最低”2000万円いるんだよと
意識づけも出来たという意味では、金融庁の思惑通りということになります。
さて、令和始まって早々に色々なことが起きている今日この頃ですが、私たちはこれから100歳まで生きると仮定して、どのような人生を歩むのでしょうか。
生活の基盤となる人生100年ライフを項目ごとに検証してみたいと思います。
人生100年ライフ
学生時代から個人のスキルを伸ばす
昭和・平成の時代と、高度経済成長やバブル、バブル崩壊からのデフレ時代など日本は時代の荒波に乗りながら今日まで来ました。
そんななか今も変わらないのが就職を希望する学生の一括採用です。
学生の就職活動は一斉に解禁され、大量・一括採用です。
それは特に仕事上の特別なスキルを持たなくても、就職してから成長を促すということで人手優先の方法です。
しかしこれから古い手法はなくなるかもしれません。
今求められているのは中途採用・特別なスキルを持っている人材です。
つまり『即戦力』です。
使えない人は要らないのですね。それが古くからの風習の
- 終身雇用
- 年功序列
の制度撤廃に表れています。
大手大企業が早期退職制度を利用してリストラ!終身雇用はやはり崩壊
超・大手大企業というか、世界のトヨタ社長でさえそう言っています。
いちお、いま景気良い時期にも関わらずです。
不要な人材は容赦なく切っていくのがこれからの時代なのです。
学生はどうしたらいいでしょうか?
- バイトに明け暮れ
- 友人とパリピな遊びに明け暮れ
- インスタ映えを狙って過ごす
楽しくて仕方ないでしょうが、あとあとしわ寄せがくることに気づかせないといけません。
もちろん、意識の高い学生もいますが、相対的には遊びたい時期です。
しかし、学生期間という時間が大量に自分に使うことができる時期は、社会人になってからはありません。
そんな貴重な期間に、思いっきり自分に投資してほしいものです。
がっつり、お金稼ぎをする時間に充てるべきです。
お金を稼ぐということは生きていくうえで大事なことです。
ただ労働するのではなく、仕事を産みだせるようなスキルを伸ばしましょう。
ブログを書くのだって、立派なお金稼ぎです。
ブログが有名になり、アクセスが増えれば月収100万円だっていける夢のあるものです。
お金のない学生にとって、インターネットを駆使してお金稼ぎは最適なスキルアップです。
社会人になったらライフプランを定める
社会人になるには一度は誰でも就職するものです。
どこかの企業に勤めて、企業価値を高める活動に参加するのです。
対価としてお金をいただくのですが、そのお金は自分に見合ったライフプランに沿って使うべきです。
遊びに消費・浪費しないでください。
自身に投資は一向に構いません。
20代はまだまだ学生同然です。しかし、本格的にお金を得るようになり、選択の幅は格段に変わってきます。
まだ先の長い人生に先行投資するつもりでスキルアップにお金をつっこむべきです。
そして、万が一のためのリスクヘッジも開始しましょう。
保険に加入です。
まだ若いからいいじゃないかと思いがちですが、若い時から入っておく保険は強力です。
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最低限でいいから、加入しましょう。そして加入したことを忘れてしまいましょう。
満期を迎えても、解約せずに老後まで取っておけば、人生の最後がとても安心することができる資産になります。
結婚・出産は早いほうがあとあと楽
こればかりは相手がいることだから、決めることは出来ませんが、もし、学生時代から素敵な相手がいるのならそのまま結婚してしまっても良いのでは?
私はそんなふうに考えています。
今の時代の、35歳過ぎてそろそろ結婚してもいいかな?
と考える風潮が問題のように思えるからです。
35歳を過ぎて、結婚して、子どもに恵まれると、子育ての開始時期がアラフォーですよね。
子育てという人生の半分を占めるようなものは、体力があるうちに終わらせておきたいものです。
子育て終了と同時に定年退職の時期だと、自身の老後対策が行き届きません。
100歳まで生きるために人生設計するにも、現役期間は65歳(または70歳)までにある程度見込みを立てなければならないでしょう。
また、リストラや親の介護など、想定外のこと起きることも十分に考えられます。
何が起こっても対応できる余りの部分をもつことを強く意識しましょう。
夢のマイホームは「悪」ではない
マイホームを持つことはいろんな場所で議論されています。
負債を抱え、住む場所に関する自由度が下がるので、それが無理な人にはお勧めしません。
また、アラフォーくらいの遅めのローン加入もお勧めしません。
もうその領域になるのなら、一生賃貸でいいと思います。
40歳から35年かけてローンを支払っていけば、完済は75歳です。
が、
75歳まで自分は大丈夫と思える方はいないでしょう。
私も自信がありませんし、下手したらこの世にいないかも。。。
若くして、転勤の可能性がない職種なら思い切って夢のマイホームも良いんじゃないでしょうか。
長期ローンのリスクを考えると、やはり若さというのが最大の防御策になるのです。
子育ては夫婦の共同作業
子育てほど人生の中で自分を成長させてくれるものはないですね。
はっきり言って、苦労ばかりです。
特に赤ん坊のときは自分の思い通りになんていくことはないです。
毎日が修行の日々
子供を育てるって、自分を育てることでもあるのです。
人間として、生きていくために必要なことを無償の愛で注ぐというのは子育てを通じて育まれます。
しかし、1人では潰れてしまいます。
必ず夫婦2人で協力しなければなりません。
大変な子育てを余力を持って乗り切るには、ワンオペでは不可能なのです。
【社畜の育児】ブラック企業勤務+ワンオペ育児=家庭崩壊は不可避?
副業時代到来
一般のサラリーマンでも、副業をする時代になりました。
女性も働くようになり、高齢者も働きます。
正直、日本という少子高齢者国家を成り立たせていくには、使えるものは使い切らないと維持できないのです。
サラリーマンも本業一本では満足に稼ぐことも出来なくなってきています。
生活の足し、もしくは万が一のための保険のような位置付けで副業には正面から向き合わない時代です。
本業次第でできる仕事は限られますが、インターネットビジネスなどは明るい未来を感じます。
副業と言っても時間を割くことができるのは限られています。
かわりにネットの力を使って、ビジネスを展開することは非常に賢いやり方でしょう。
定年退職は70歳
いまは65歳が定年退職の時代ですが、いずれ70歳になるでしょう。
すでに68歳とか70歳とか議論されている時点で、将来的には確定しているといっても過言ではありません。
もちろん、それに合わせて年金支給も先送りです。
75歳支給開始ということも十分に考えられます。
マクロ経済スライドによって、100年先まで安心の年金システムの実態はこんなものです。
【年金が2割減?】財政検証の所得代替率が下がるカラクリを分かりやすく解説
人生を最後まで駆け抜ける
人生を100年と考え、ギリギリまで働き続けなければならない時代が到来しました。
しかし、私たちの体は一つです。
何かあった時に代わりはありません。
長い人生を乗り替えるために、あらゆるリスクを想定し、対応策を立てておかなければなりません。
お金に困らない人生。
私は追い求めていきたいです。