はたらきアリ新聞

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京都アニメーション放火事件で出来る対策は?避難訓練を見直そう

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 京都アニメーションでガソリンをまき散らし放火した事件から10日が経過しました。

 

建物が全焼し、国内の放火事件では平成以降最悪となる35名の死者を出した事件です。

この放火事件では犯人と全く関係ない京都アニメーションの方々が被害に遭われ、世界に発信する誇るべきコンテンツが焼失しました。

世界が悲しみ、日本は誇りを失ったのです。

 

犯人は世の中の不満を保鳥羽ではなく、暴力で表現しました。

私たちはこのような場合はただちに逃げることしか対策はありません。

 

 ⇓言葉で通じ合えない人たちとの関わり方について

www.worker-ant0818.work

 

あまりにも身勝手な犯人の動機で尊い命が35名失われてしまいました。

また、今も病床でケガの治療にあたられている方もいるわけで、まだまだこの事件は終わっていません。

 

何せ犯人も重傷で入院中だが、意識は戻ったようです。まずは逮捕したうえで動機や経緯を聞かなければならないでしょう。

 

放火事件と言うのは毎年、火事の原因で1位になるほど多く発生しています。

出火原因 | 平成29年版 消防白書 | 総務省消防庁

 

そのなかでも最大規模の惨事となったのが京都アニメーションの事件なのですが、放火は日常茶飯事に起きています。

 

そんな放火は身に覚えのないなか、ある日突然やってくるのです。

私たちに出来ることは何でしょうか?

火事が起きたら全力で逃げること以外にありません。

逃げるためにはどうしたらいいのでしょうか。

火事が起きてからの行動を記します。

 

 

避難訓練を定期的に実施して火事に備えよう

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私たちは放火を含む火事は予想できません。私たちは日頃から防火に対する意識を高く持ち

  • いつでも
  • どこでも
  • どのような火事でも

冷静に対応しなければ自分自身の命を守ることはできません。

 

火事に遭遇する可能性が高いわけではないので、普段の日常生活を優先しがちですが、ひとたび火事に見舞われるとありとあらゆるものを失います。

 

火事は自分の身にも降りかかるんだという意識を持ち、日頃から対策をしておく必要があります。

 

もっとも有効な防火対策は、日ごろから避難訓練を定期的に実施することです。


実際に避難訓練を体験することによって問題点が分かるようになります。

避難ルートや消火方法、通報訓練など実際に火事が起きた場合の手順をあらかじめ学んでおくことによって有事の際に冷静さを取り戻すきっかけにもなります。

 

避難訓練を実施する

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避難訓練はすべての事業所で行いましょう。


消防法では飲食店や物販店など不特定多数のお客様が出入りする店舗は年に2回以上、事務所や工場などの特定の職員しか出入りしない建物は年に1回以上の避難訓練を実施しなければなりません。
(※建物の規模によりますが、説明を割愛します。)

 

多くの人が出入りする建物はあらかじめ避難訓練を実施することが消防法で定められているのです。

 

しかし規定に該当しない小さな事業所でも訓練を行うべきと思います。
"放火"や"油断"によって火事はあらゆる場所で発生する危険性があるのです。

 

避難訓練では消防署の協力を得よう

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避難訓練は定期的に何回も行う必要があります。
しかし、避難訓練で何をやったらいいのか分からない場合も多いと思います。


そんなときは最寄りの消防署へ連絡をして避難訓練に立ち会いをするように依頼しましょう。

消防署は無料で訓練に立ち会ってくれます。

消防署が立ち合いで依頼できることは以下のとおりです。

 

  1. 実際に消防へ通報して模擬的に通報を体験できる
  2. 消火訓練では訓練用の水消火器を貸してくれる
  3. 避難訓練では避難経路を確認して注意する要点を教えてくれる
  4. 火災発見から通報、消火、避難と複合的に指導してくれる

 

など良いことづくめです。

私たち素人が我流で避難訓練をする必要はありません。

 

私が勤めている事務所も毎度ではありませんが、消防署へ依頼して何度か来ていただいた経験があります。

やはり火災のプロが教えてくれるだけで安心感があり、火事の時に取るべき行動が明確になるなど大変勉強になりました。

 

通報について

 

通報について注意する点は以下のとおりです。

  1. 火事であることをはじめに伝える
  2. 住所や目印になるものを伝える
  3. 建物の情報を伝える(階数、用途)
  4. 火事の内容を伝える(出火場所、出火原因、現在の状況)
  5. けが人の情報を伝える(何人くらい建物内にいるか、避難できているか)
  6. 消火活動をしているか伝える

 

避難について

 

避難について注意する点は以下のとおりです。

  1. 階段に通じる扉を確認しておく
  2. 日常から階段の扉を開けっぱなしにせず、毎回閉じること
  3. 誘導灯の明かりの先は出口がある
  4. 口元にハンカチなどをあてて逃げるのはあまり意味がない
  5. おはし(押さない・走らない・喋らない)

 

消火訓練について

 

消火について注意する点は以下のとおりです。

  1. 消火器は必ず近くにあるので普段から位置を確認しておく
  2. 消火器の期限は10年だから注意すること
  3. 火勢がまだ小さいと判断したら消火すること
  4. 消火器は15秒しか使用できない
  5. 消火器は5mほどしか飛距離がない
  6. 天井に届く勢いなら消火不可能
  7. 建物の規模によっては屋内消火栓やスプリンクラー設備がある

 

総合訓練について

 

通報・避難・消火をあわせた総合訓練について注意する点は以下のとおりです。

  1. 火事を発見してからの対応をあらかじめ決めておくことが重要
  2. 通報班、避難班、消火班と役割通りに動くこと
  3. 建物内にいる人たちにいち早く知らせることが最重要
  4. 消防隊が到着するのは通報から5分程度
  5. 消防隊到着までにすることは避難
  6. 人命最優先!とにかく逃げろ

 

定期的に全員が訓練に参加することが重要

 

以上のように訓練における注意点をまとめました。


避難訓練を実施するうえで一番大事なことは全員が定期的に参加することです。

 

実際の火事では一人で消火や通報、避難を行うことはできません。
事業所にいる職員全員が役割分担を行い、迅速に行動することが不可欠です。

 

  • 通報すること
  • 避難すること
  • 消火すること

 

どの役割が当たったとしても躊躇なく行動できるほど練習を積まなければなりません。

火事が起きるシチュエーションは時と場合により、その場面に合わせて求められる行動も違うのです。

 

避難訓練では本当の火事ではないためふざけてしまったり、周りの目を気にして恥ずかしいから適当に済ましてしまう場合もありますが、それをやってはダメです。

 

年に1~2回程度しかしない避難訓練では連携を試す良い機会なのですから、訓練の成果を試すくらいの気持ちでやらなければなりません。

 

何度も何度も訓練を重ねることが出来れば、実際に火災が起きても皆が冷静に対処することが可能です。

 

忙しい業務の合間をぬって、必ず行うべきなのが避難訓練なのです。